Aginig Society
高齢化社会



高齢化社会とは、高齢化率が7%を超えた社会のことです。 これは、1956年の国連の報告書において、65歳以上を
高齢者と位置付けています。
高齢化とは、出生率の低下と平均寿命の上昇によって起こる平均年齢の上昇のこと。老齢化ともいう。 また、一般に
高齢化率が7%を超えた社会を高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会と呼ばれる。
寿命の長い人は女性に多い。その比率は男性のそれに比し明らかに高い。90歳以上の女性の割合は男性の3倍、95歳
以上の女性の割合は男性の5倍である。

日本は2007年に高齢化率22.7%となり、世界一の超高齢社会を迎えている。 日本における急速な高齢化は医療や
福祉、社会保障などに非常に大きい影響を及ぼす問題である。国民全体が超高齢社会に向き合い、将来を見越して
行動していくことが欠かせない。一般的には先進国の方が超高齢社会になりやすいと言われており、イタリア、
ドイツ、フランスなどは高齢化率が高い国である。しかし、その中でも日本に於ける高齢者数の増加は著しい。





少子高齢化が進むにつれて、現役世代の労働力は減少し、経済成長が鈍化していく。2025年に向けて取りまとめた
「国民の健康寿命が延伸する社会」に向けた予防・健康管理が求められる。高齢者の健康を考える上で重要なのは
ロコモティブシンドロームの予防だ。ロコモティブシンドロームとは、移動するための能力が不足したり、衰えたり
した状態を指し、要介護の原因となる「衰弱」「骨折・転倒」「関節疾患」などが該当する。超高齢社会の問題に
備えるには、バリアフリーの公共施設、エレベーター、公共交通機関の整備など、すべての人が利用しやすいように
街づくりすることが重要である。



健康寿命を全うするにはどうするか


だれもがいつまでも若々しく、人生の終末までも健康に暮らしたいと願っています。こうした念願を
少しでも叶えることが出来ないか模索して行くのが抗加齢科学(Antiaging Science)です。

老化度の判定にはタンパク質の関与する「筋年齢」、塩分、脂質が関与する「血管年齢」、青魚に多く
含まれるDHAが関与する「脳年齢」、ビタミンやミネラルが関与する「肌年齢」、そしてカルシウムと
相関関係にある「骨年齢」などの指数を総合して、その人の評価が出ます。

老化の原因の一つとして重視されているのは活性酵素です。この酵素を減らす食品として推奨されて
いるものは次の食品です。

サバ、イワシ、にんにく、にんじん、たまねぎ、ブロッコリー、いちご、キウイ、グレープフルーツ、
きゃべつ、お茶などである。毎日、いずれかの食べ物を食することが若さを保つ秘訣ともなります。
自分の体重の3%相当の水分を毎日飲用することも大切です。

生活習慣病の発病防止に共通する事柄ですが、十分な睡眠時間を確保すること、出来ればストレスを
回避する生活様式を選択すること。好きなことに熱中することは脳の働きを活性化します。飲酒は
微量である限り血行を促進するためよいのですが、それ以上の摂取は病気の原因となりかねません。
喫煙はもってのほかで、禁煙は健康生活の最低条件です。タバコは活性酵素を増加させ老化を早める
他、多くの病気を引き起こすことが医学的に証明されています。


世界各国共通の長寿化を妨げる最も大きな要因は=「肥満」「高血圧」「高血糖」「喫煙」「飲酒」


高齢化社会
執筆 医学博士 宮本順伯
The article was first written in 1997, revised in 2024, by Junhaku Miyamoto, M.D., Ph.D.
Copyright (C) 1997 (C) 2024 Junhaku Miyamoto, All rights reserved.
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