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婦人科検診台のカーテンは必要か |
新宿区医師会区民健康センターにおける内診台
本院では日本を除く世界各国での婦人科検診と同じく、検診台にカーテンを設置しておりません。
内診台が3方を壁で囲まれているので、他から見られる可能性はゼロであり、その必要性は全くありません。
過去に「内診台にカーテンがない」との理由で受診を拒否された方がおりましたので、
改めてここに表示いたします。
検診台のカーテンは「頭隠して尻隠さず」そのものの、日本独特のおかしな風習です。
米国など、海外で婦人科検診を受けた女性が、ほぼ例外なく婦人科台のカーテンは必要ないし、
むしろ不快と感じております。
検診台にカーテンは必要か、シカゴの例を記載 (2010)
アメリカの産婦人科の日本と一番違う所について語りたいのですけど、それは、内診の時に
お医者さんと自分の間にカーテンが無いこと。アクセス不可
これまで何度か婦人科検診を受けましたが、毎回あのカーテンにうんざりします。
被検診者への配慮でそうなさっているのだと理解しておりますが、本当に不愉快な気分になります。
以前人間ドックで婦人科検診を受けた時には、先生がカーテンのむこうに無言でやってきて、
何も言わずに検査を始め、終わったらまるで不快な思いでもしたように、
器具をガチャンと置いて(投げて?)去って行きました。まるで家畜になった気分でした。
アメリカでは先生が患者の気持ちを和らげるために、患者にいろいろ話しかけながら
検査をするようで、患者との信頼関係を重視しているようです。
もちろんカーテンはありません。(読売新聞、発言小町: 2011)全文
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注意上記診療情報記録は2018年1月現在のものです
日本産科婦人科学会認定専門医 医学博士 宮本順伯