サマータイム期間中の診療時間繰り下げ宣言


          サマータイム


不幸にも万一サマータイム法が2007年より実施される場合、私個人
の経営する診療所は、以下の理由によりサマータイム実施期間中に
限り、診療時間開始および終了時間を1時間遅らせ、時刻変更のない
日本標準時間に従います。

1」 「大気汚染を減らし、エネルギーの浪費を極力抑えるため」との
導入理由を裏付ける明確な数値がないこと。

2」 「早く仕事が終われば、そこに余暇の時間が生まれる」との考えは
睡眠時間の犠牲の上に構築されたものであり、自分自身および従業員
の健康を守り、日本標準時間に合わせた生活を維持したいため。

3」 第二次大戦後の日本において4回のサマータイムを体験、米国に
3年間、カナダに2年間ほど居住し、合計9回の経験の結果、「時刻
変更を強要するサマータイム制度は人々を混乱に陥れる憂いこそあれ、
何ら利益をもたらすものではない」との確信を得たこと。

4」 最も重要な点は、時刻変更の際の煩雑さを伴う膨大な労力にある。
私の住宅と個人事業所には、48もの時計と時計内蔵の機器があり、
超音波診断装置などの時計内臓の機器の時刻変更には専門業者を
呼び調整してもらうことが必要なこと。多数の時計と機器の時刻を年2
回変更することは、ただ混迷を招くだけであり、耐え難い苦痛であること。

上記の事由に基づき、当診療所では時計内臓の機器の変更作業を
一切行わず、サマータイム実施期間中は、診療開始時間と終了時間と
を1時間ずつ遅らせることを、ここに宣言し実行します。

2005年4月27日宣言 医師 医学博士 宮本順伯ミヤモトクリニックフォアウーメン



Narita airport smoking rooms 猫でも分かる「だまし」のサマータイム
(2005年3月執筆、2007年5月加筆、2007年12月加筆、2008年6月加筆)
Narita airport smoking rooms 朝日新聞論壇 「サマータイムは迷惑千万」(1999年執筆)
Narita airport smoking rooms 時計の針を動かすな・北海道サマータイム (2004年執筆、2006年加筆)




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医学博士 宮本順伯
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