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梅毒感染が増加しています |
(左)恥ずかしさと恐怖感があなたの未来を破壊するとのPR
(右)梅毒トレポネーマ の電子顕微鏡写真
日本で今増えているのは梅毒と性器クラミジア感染症です。エイズ感染も年々増加の
一途をたどっています。
引用:日本医師会ポスター・国立感染症研究所資料
梅毒(Syphilis)は、梅毒トレポネーマ によって発生する感染症です。、第一感染経路は性行為でするが、
妊娠中、出生時の母子感染によるものが先天性梅毒です。 梅毒は、1999年、全世界で推定1200万人で
新規感染したと考えられており、その90%以上は発展途上国での感染です。
第二次大戦以降にペニシリンが普及してから発症は劇的に減少しましたが、2000年以降、再び多くの国々で
感染率が上昇しています。梅毒はたびたびヒト免疫不全ウイルス(エイズ)と併発するケースがあり、
乱交、売春、コンドーム不使用などの性行為に起因します。最近は外国人が持ち込んだ梅毒やエイズに
日本人女性が感染し、次にパートナーの男性へとピンポン感染を起こすケースが多いのです。
これらの性感染症は血液検査で検出されるが、極めて初期は陰性との結果が出て見逃すこともあるので、
陰性の場合、疑いがあれば後日に再検査するなどの留意が必要です。
情報提供:日本産科婦人科学会認定専門医 医学博士 宮本順伯
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