日本における喫煙健康警告





たばこ規制枠組み条約 WHO Framework Convention on Tobacco Control条約 加盟国ではたばこ製品の
包装とラベル上の健康警告表示が規定されている。2020年4月には、たばこ製品の「注意文言」の表示面積が、
従来の30%以上から50%以上に拡大されたが、 日本では文字のみの表示で、画像による健康警告表示は
許されていない。2021年には世界134ヵ国にて画像による健康警告表示が義務化されているが、主要国で
画像による健康警告表示がない国は日本を含め3ヶ国のみである。

 たばこ規制枠組条約(FCTC)第11条に基づき、たばこ製品の包装およびラベルが規定されている

 わが国の健康警告表示は、2020年4月に変更され表示面積が従来の30%から50%になったが、文字のみの警告表示であり、
  かつ容易にマスクされやすい表示面の下方に記載されたままである

 警告内容は、注意文言(例:「喫煙は様々な疾病になる危険性を高め、あなたの健康寿命を短くする恐れがあります」)
  ではなく、短く明確な文言で喫煙と健康影響の因果関係(例:「Smoking kills 喫煙は死を招く」)を示すものと
 すべきである
 今後、国際標準ともいえる写真などの画像付き警告表示の早期導入が必要である。画像付きの警告表示は、文字だけの
  表示に比べて、喫煙者の健康リスクに関する認識を高め、禁煙を促すとともに、若年者の喫煙開始を抑制する効果がある

●  警告表示は短い期間ごとに頻繁に変更することが陳腐化を防ぎ、影響力を維持する



   ブラジルに於ける喫煙警告
   オーストラリアに於ける喫煙警告
   米国に於ける喫煙警告



2024年編集 医学博士 宮本順伯


 
Tobacco Packaging warning Messages/Canada




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