High-speed train links the huge economic zone in Hong Kong and Guangdong.
広東・香港に巨大経済圏 高速鉄道が開通



広東・香港に巨大経済圏 高速鉄道が開通

中国による広東省と香港、マカオを巨大な経済圏に見立てて連携を深める「グレーターベイエリア」
構想が動き出した。同省広州市と香港を結ぶ高速鉄道が23日に全線開通する。香港とマカオの海上橋も
ほぼ完成した。産業集積を促して東京やニューヨークに匹敵する都市圏をつくる狙いだが、「一国二制度」
との共存など難しい課題も抱える。

中国政府は9月から本土に住む香港人に身分証明書の発行を始めた。1年の半分以上を本土で過ごすなど
の条件を満たせば、教育をはじめとする公共サービスを受けられる。香港人が域内で事業を手掛けやすい
環境をつくる狙いだ。 ベイエリア構想は広東省の広州や深せんなど9市に香港、マカオを加えた
11都市が対象。域内の人口は約6900万人と中国の5%にすぎないが、すでに国内総生産(GDP)の12%を
占める。金融センターの香港やカジノで有名なマカオに加え、スタートアップ企業が集積する深せんや
自動車産業の中心地である広州、パソコン部品を製造する東莞など複数の有力都市を抱えるためだ。



英金融大手HSBCは25年までに、域内GDPが2兆8千億ドル(約310兆円)に膨らみ、個人消費の規模は
倍増すると予想する。GDPの規模はいまのインドと並ぶ。 ヒト、モノ、カネの結びつきを強めると
期待されているのが交通インフラの充実だ。香港と広州を最短48分で結ぶ「広深港高速鉄道」の開通で、
香港から北京や上海にも列車で行けるようになる。香港とマカオ、珠海を結ぶ全長約55キロメートルの
「港珠澳大橋」は年内にも開通する見通し。観光や不動産、金融など幅広い企業に恩恵が及ぶ。
米不動産サービス大手CBREは「将来的には世界で最も大きなベイエリア経済圏になる可能性がある」
と分析する。

経済圏としての一体化を進めるほど、香港とマカオに高度な自治を保障した一国二制度と関係は
複雑になる。高速鉄道の香港側の始発となる西九龍駅には中国本土の当局者が常駐し、出入境や税関の
手続きをする。法執行の分離は一国二制度の根幹だっただけに、香港社会にとっては大きな転換点となる。
香港は歴史的に中国本土と世界を結ぶ窓口として発展してきた。しかし中国の存在感が増し、独立した
司法制度などグローバル企業を支持する特色が失われると、香港を含め、ベイエリア全体の魅力低下に
つながるリスクがある。
引用:日経新聞 2018.9.27


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香港にリンクする高速鉄道
執筆 医学博士 宮本順伯
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This information was provided by the Smokefree Hotel and Travel.
information was added in October 2018, by Junhaku Miyamoto, M.D., PhD.
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