世界を襲うコロナウィルス対策 Japan


「東京アラート」の発動


東京都内では6月2日、一日に34人の感染が確認され、5月14日以来19日ぶりに一日の確認が30人以上に。東京都は、感染
状況の悪化の兆候が見られるなどとして、警戒を呼びかける「東京アラート」を初めて発動、都庁舎とレインボーブリッジを
赤く点灯させた。都は休業要請などの段階的な緩和を進めているものの、アラートを出している間は今の「ステップ2」を
先に進める緩和することは想定していないとしている。夜の繁華街での接待を伴う飲食業に関わる人の感染が相次いでおり、
とりわけ新宿エリアにおける感染者が多い。都は感染のリスクが高い場所への外出を控えるよう呼びかけるとともに、夜の
繁華街対策を急ぐ。


都庁舎とレインボーブリッジを赤く点灯させた



新宿地区の夜の街での感染が多い、接待を伴う店の従業員と客に感染

東京新宿区のホストクラブで無症状コロナウィルス感染者が激増


賀来満夫教授は「明らかに感染の連鎖が続いている。今の感染者増加は5月中旬に感染が起こったと考えられる」
感染者90人のうち26人は接待を伴う飲食店の従業員と客で、なかでも20代など若い世代、ことに新宿地区に多い。
これ以上感染が増えないように対策をとることが急務で、感染防止と経済との両立をセットとした強い対応を
しなければ、感染者がますます多くなる可能性は否定できない。

 「東京アラート」を解除



東京都では3っの指標が「緩和の目安」を下回ったため「東京アラート」を6月12日に解除し,ステップ3に移行する。
6月19日にはライブハウス、接待を伴う飲食店への休業要請を全面解除する。しかし、解除の指標をギリギリのところで
下回ったというものの、本当に解除すべきだったかどうか疑問が残る。



東京アラート解除後にステップ3に移る


規制緩和を受けて営業再開への期待が高まる半面、外出自粛で抑えられていたコロナウィルス感染の拡大への不安が収まらない。
6月14日には東京都内での新規感染者数は47人、そのうち18人は新宿のホストクラブでの感染だという。4日連続で1日当たり
20人を上回っており、規制の指標ラインギリギリの段階で規制を解除したことへの批判が出ている。小池百合子知事は経済への
配慮もあり、「新たなステージに入る」と指標を見直す方針を示し、現段階でアラートの再発動は考えられていない。
(2020.6.14)


(L) 緊急事態宣言解除、東京アラート解除後の感染者数の増加
(R) 米国アリゾナ州では外出自粛、休業要請解除後に感染爆発

(L) 6月14日、15日の感染者数にホストクラブでの集団検査事例が含まれて」いた (R) 6月19日以降はすべての制限を解除

どんな人が感染させていた? 
46%は発症前の感染者、10%は無症状感染者、感染物への接触は6%

(L) 緊急事態宣言の解除された5月15日から6月6月16日まで感染拡大を続ける
(R) 西日本最大の歓楽街、中州のキャバクラ店で9人の感染確認

(L) 首都東京の感染者は20代,30代が全体の半分を占める(R) 宇都宮市内でもキャバクラ店で感染確認

都道府県をまたいで旅行することが可能となったが、加速度的な感染拡大が起こった時には早めに対策をとる判断が必要(舘田一博教授)
 
見えないクラスター感染が存在する

(L) 北海道小樽市のカラオケ店で感染 (R) 北海道では昼のカラオケ店19店舗で発生

東京都内で感染者が緊急事態宣言解除後、東京アラート解除後に50人以上の55人発生、若い年代の感染者が75%

東京でのコロナウィルス感染者が減少しない
日本全国で感染者は20,000人に近づき死亡者はもうすぐ1,000人に達する
72%は20代、30代の若年層

東京都内の新規感染者は4日連続で50人を超える
感染経路不明者の比率が増え続けており感染抑え込みを困難に

東京新宿界隈が感染発症の中心地となって拡大する恐れがある
夜の歓楽街に多発している傾向に変化はない

大野埼玉県知事

東京都内の新規感染者数は107人に

倍々の比率で増加する憂い、小池都知事は感染拡大を警戒する呼びかけ

池袋でも夜の街関連感染者が13人

横浜ホストクラブでマスクを着けずに祝宴

横浜市内にて

特定の地域、年代、業態に危険情報

(L) 国立国際医療センター医師は早急な対策の必要性を強調
(R) 経済活動と感染拡大防止の両立に対するコンセンサスを得ることの難しさを述べる尾見副座長

(L) アジア人が欧米人に比し感染者が少ないのには何か理由がある。この因子、FactorXを見つけることは戦略的に重要
(M)10万人あたり感染者が2.5人を超えた状態では「夜の街」に自粛要請をかけるべきと国民民主党
(R)国民の健康を守りべきトップの加藤厚生大臣は東京の危機的感染者増大を無視

東京都内の新規感染者は3日連続100人を超えた(2020.7.4)

(L) 124人中、58人はホストクラブなど飲食店関係者、内新宿エリア 48人 (M) PCR陽性率は上昇
(R)新宿地区飲食店ではキャンセルが増加

新宿区のPCR検査スポットでは、陽性率が20%を超えており、市中感染が広がってきていることが強く疑われる。新宿区内の
若い世代では蔓延と言っても良いくらい広がっており、例えば腹痛とか泥酔とか、新型コロナとは全く別の理由で病院を
受診した人に新型コロナの検査をしてみると陽性だった、という症例が増えてきている。また、すでに夜の繁華街とは全く関連の
ない事例も複数出ているが、これはかなり危険な兆候であり、夜の繁華街への外出は避けることはもちろんのこと、東京都内では
再び不要不急の外出を控えるべき段階に来ていると言える。

東京都は7月5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに111人確認されたと発表した。そのうち、7割は若者で感染の危険性を
無視しているものが多いことを物語る。新規感染者が100人を上回ったのは4日連続で、都内の感染者は累計で6,765人となった。


(L) 7月7日の感染者数は全国で30,000人を超えた(M) 都内の感染者数は7,000人近い
(R)東京では6日連続、100人を上回る

(L)小池都知事は他県への不要不急の移動自粛を求めたが、西村大臣は移動自粛を求めないと発言
(M)東京都財政調整基金は大幅に減少
(R) 若い人が高齢者に感染させれば病院のベットが一気に埋まる可能性を危惧

(L) 東京都の感染者数は224人と最も多くなる
(R) 入院患者数は6月に減少していたが7月に入り再び増加

東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が9日、224人と過去最多を更新した。「夜の繁華街」での感染が続いているほか、
若年層の会食などを通じた感染も出始めた。都は病床数の確保や検査態勢の拡充などを急ぐ


(L) 東京の新規感染者は4日連続200人を超える (M) 高齢者に感染させないような工夫をと小池都知事 (R) 半数以上の感染経路不明者 

(L) 再び自粛強める動きに (R) 市中感染が広がると心配なのは院内感染

 小劇場での集団感染




新宿区の劇場で発生した新型コロナウイルスの集団感染について出演者観客合わせて850人程度が濃厚接触者に。関東各地だけ
でなく愛知県から訪れた観客の感染など広範囲に感染を広げた。最近、エアロゾルによる空気感染も確認されており小劇場内では
ウイルス感染する可能性は高い。発熱の出演者が抗体検査を受けたが、抗体検査は感染歴を調査するもので現在の感染状況を
全く判別できない。それまで、文化庁は検査手段をPCR検査か抗体検査かのどちらかをを受けるべきであると、完全に理解して
いない誤った認識を持って、補助金対象に抗体検査を含めて通知しており、お粗末な文化庁の責任は免れない。


(L) 抗体検査は過去の履歴(R) エアロゾルによる空気感染

「Go to travel」キャンペーン


(L) 感染拡大のさなか国内旅行キャンペーンを実施
(M) 感染の疑いが出たら現地で検査をと西村大臣
(R) 首都圏の感染者が急増するなか、段階的に社会経済活動を引き上げたいと菅官房長官
小池都知事は、菅官房長官の発言は「冷房と暖房のスイッチを同時に入れるようなもの」と批判

(L) 緊急事態宣言を発令すべき段階にあり、更に感染拡大すれば、それは明らかに政治の責任

無症状のコロナウイルス感染者が都市圏から地方へ移動することに対して国の政策の整合性を問う

キャンペーンの内容

都内からの客が急増したが地元でコロナ感染者が出ており再休業を決断

自粛行為は風評被害(デマ)を誘発

(L)「Go to travel 」キャンペンは東京の感染者を地方に拡大すること
(M)軽井沢ホテル側からは東京の感染拡大を受けてキャンセルが続出
(R)時期をわきまえない経済対策と軽井沢ホテル代表取締役

「Go to travel 」を不安視する地方

(L) 自治体からは懸念の声 (R) 大阪府知事は「今やるべきではない」

4月7日の閣議決定で、はっきりと「
新型コロナウイルス感染症の拡大が終息し、国民の不安が払拭された後は」と
明確に謳っているのにも拘らず、しかも 全国の1日の感染者数6月19日から7月18日:11.8倍となり国民の不安感が
最大となりつつある今、この決定を強行する何らかの理由はない。「GO-To キャンベーン」は政府の大きな約束違反である

(L) 山形県知事は「地方としては手放しで喜べない」(R) 「感染拡大に歯止めがかかなければ政府による人災」と青森県むつ市の市長

東京で過去最大の286人のコロナウイルス感染者、全国で600人の感染者を記録

国中の大きな危惧、批判を無視できず国は東京都を目的とする旅行、東京都民の都外への旅行をキャンベーンの対象外とした
小池都知事は国の判断を評価

(L) 最近の感染の特徴は若年者のみならず高年者層に拡大しており、
高齢者との接触を通じ重症化への懸念
(M) 新宿でのコロナウイルス陽性率はより深刻な段階へ
(R) 新宿区での検査陽性率は32.9%へと上昇

(L) 感染数が増えているにも拘らず陽性率が上がることは、感染者の絶対数が市中で増加していることを意味する
(R) 家族内での感染は子供や高齢者世帯に大きな危険性を

(L) 「Go to travel」キャンペーンに批判的な愛媛県と長野県 (R) 東京からの観光客に懸念を表明する千葉県のホテル

大阪府、首都圏3県では緊急事態宣言解除後、最多のコロナウイルス感染者
「東京で感染者が増えると大阪で増え、大阪が増えると兵庫が増えると述べる兵庫県知事

(L) 直近1週間の新規感染者数が警戒レベルの平均1日10人を上回る (M) 飲食店で宴会を催した学生18人中15人が感染
(R) 感染者は全国で増加、新たな感染者は610人。死亡者は985人と1,000台近くまで上昇
「医療体制が極めて厳しい地方で医療崩壊が起こったら誰が責任をとるのか」と立憲民主党議員

東京大学児玉教授は「2週間前に感染したのだとすれば本当に大変」と危機感をあらわに
尾身分科会会長は「
今の段階で全国的なキャンペーンをやる時期ではない」と断言

6月19日の日本全国感染者分布とその1か月後の
感染拡大を示した図表

(L) 夏休みのかき入れ時に出鼻をくじかれたとバス会社 (M) 知事会は感染状況に規制範囲を見直すように要望

(L) 小池都知事は特別措置法に基づく罰則規定の法改正を要望
(M) こんなに早い段階で300人近い感染者が出るとは思わなかっとツアー会社
(R) 政府の方針の二転三転の国民、業者は戸惑いと怒り 


コロナ「東京型」エピセンター発生? 「来月は目覆うことに」 国会で専門家、東京大学、児玉名誉教授が危機感 
総力での対策訴える

国会では7月16日、参院予算委員会の閉会中審査が行われ、野党が推薦した参考人の東大先端科学技術研究センターの
児玉龍彦名誉教授が、新型コロナウイルスの感染拡大の現状への強い危機感を示した。児玉氏は、冒頭に衝撃的な
言葉を口にした。「わたしは今日、極めて深刻な事態を迎えつつある東京のエピセンター化という問題に関して、
全力をあげての対応をお願いしたくて参りました」。エピセンターとは、発生源、中心地、震源地などという意味で、
児玉氏の訴えは、「東京型」「埼玉型」などのウイルスの型が発生している可能性を指摘し、東京発の感染のさらなる
拡大に警鐘を鳴らすものだった。そして児玉氏は、総力で対策を打たないと、「来週は大変になる。来月は目を
覆うようなことになる」と危機感をあらわにし、政府・国会・民間など総力をあげての対策を求めた。

「Go to travel」キャンペーンに対する若い人々の違和感


「日が変われば違うことを言ってみたりしている」と大きな戸惑いを隠せない
安心できない状況で
コロナウイルスを他の県にばらまく効果しかないのではないか(政府当局よりまともな感想)

東京都住民はキャンペーン対象外、県外の人が東京経由で地方へ旅行してもOKと矛盾した設定
すでに予約した人がキャンセルしても国は補填しないと赤羽大臣

大野埼玉県知事はキャンペーンは時期尚早であり今行うのに批判
佐竹秋田県知事は
コロナ終息後に旅行キャンペーンを行うとの閣議決定は何だったのかと
金沢市の飲食店経営者は「多くの客に来て欲しいが正直なところ怖い」

国はキャンベーン中止どころか前倒しで実行、しかもキャンセル料を国費で保証する構え

国の方針は後手後手、何か言われれば方針転換、よく検討してから決めて欲しい

東京都内では過去最大、293人の新規感染者 (R)日本国内の新規感染者は586人

(L) 感染拡大警報を発令 (R) 感染者には20代、30代が70%を占めるが40代、50代も増加傾向にあることに警戒  


 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が7月17日、293人に上り、過去最多を更新したことが分かった。
複数のメディアが報じた。NHKニュースによると、17日に都内で新たに293人が新型コロナウイルスに感染したことが
確認された。都内の感染者数は計8,933人となった。都内の感染者は9日連続で3桁台となった。
新型コロナウイルスの感染が拡大しているとして、神奈川県の黒岩祐治知事は17日「神奈川警戒アラート」を発動する。
新規感染者が43人となり、「週平均で1日あたり33人以上」とした発動の基準を超えた。県内の感染者は5月25日
の緊急事態宣言解除後、ほぼ1桁で推移していたが、6月30日に横浜市中区のホストクラブに勤務する2従業員26人を
含む31人の感染が確認され、7月15日から3日連続で40人を超えた。埼玉県では過去最大、51人の新規感染者を
出している ( 2020.7.17 )


東京都足立区のフイリッピンパブで22人の集団感染者、客のリストもなく追跡困難

明日からGo-toキャンペーン開始にも拘らず東京237人、埼玉47人、神奈川30人、大阪72人、京都20人の新規感染者
愛知県では今まで2人が最も多かったが、今回はその2倍の53人

(L) 全国のコロナウイルス感染死者数は1,000人を超えた (R) シミュレーシォンモデル

グループの中に一人の感染者がいた場合、感染対策を講じなかった場合、重症者は2.12倍に増加、感染対策をとり濃厚接触者を
80%追跡できた場合は重症者は1.27倍に留まる



 学識者の見解


ウイルスの潜在的な恐ろしさに対策をとらないと日本でも何十万人が亡くなる

感染状況に応じた対策を速やかに行う必要がある(8割おじさんの異名を持つ西浦教授は京都大学社会健康医学系専攻環境衛生学教授に移籍)


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筆者:Junhaku Miyamoto, M.D.,PhD.
画像引用元:NHK、日本経済新聞、朝日新聞ニュース、テレビ朝日モーニングショウ、BBC, ABC、CNNな
日本経済新聞、朝日新聞ニュース、テレビ朝日モーニングショウ、BBC, ABC、NHKニュース、東京都の報道内容を基に、画像、記事を編集記述している


ウイルス(virus)は、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体で、
タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。1970年代までは日本医学会がドイツ
語発音に由来する「ビールス」を用いて1970年代頃は呼称が学校や一般で使用されていた。
筆者自身も大学でそう教えられていた。現在は宿主に関わらず「ウイルス」が正式名称である。

War against coronavirus in Japan 2
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This information was provided by the Smokefree Hotel and Travel.
The article was written in March 2020, by Junhaku Miyamoto, M.D., Ph.D.
コロナウィルスとの戦い 最終更新日 2020.7.21

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