世界を襲うコロナウィルス |
コロナウィルス感染症 EUの対応:人類を襲う新型ウィルス
スペイン Spain
ヨーロッパでは規制疲れと温暖な気候の到来のため外出禁止令違反が増えている
(L) スペインでの死者は急増、遺体を探す家族 (M) 強力な外出制限でスペインでの感染者数は減少に転じている (R) 外出制限はけいぞくしたまま一部緩和
(L) 死者、感染者数は減少傾向 (R) 外出制限が緩和され子供たちにも笑顔が
スペインでは40日間のロックダウンを徐々に規制を解除。14才以下のこともと保護者に1時間、1キロ以内との制限付きで外出許可
(L) マスクの装着方法まで指導する女性警察官 (R) スペイン領マヨルカ島で試験的に観光客を受け入れ
ビーチにはマスクを着けていない若者が集まっている「高齢者や感染しやすい人は別ですが、そうでなければ必要ない」
バレンシア州では若者にマスク着用を呼び掛けるキャンペーンを行っている
(L) スペインでも制限緩和後に全国的に新たな感染が
(R) カタルーニャ州ではsocial distanceが保たれていてもマスクの着用が義務化された
暑さの中、不快感を訴える人もあり、「やり過ぎだ」という女性もいる
約3カ月のロックダウンを経て、欧州では15日、入国制限が一部緩和された。英国、ドイツから風光明媚なスペインのマヨルカ島へ、
そしてマスク無しで大騒ぎ、バー、レストランは閉鎖して防衛
(L) マドリットを中心に感染濃度が高く周辺に広がっている (R) 累積感染者数(上はマドリッド地区、下はスペイン平均)
(L) 10万人当たりの新規感染者数 (R) 抗議する医療関係者
(L) マドリットの市区時風景 (R) 道路を挟んで外出規制が異なると述べる住人
スペイン・マドリッドでの新規感染者は10万人あたり721人と拡大している。マドッリドの医師たちは、コロナ第2波の責任は
第1波から何も学ばなかった当局の責任と厳しく批判している。スペイン政府はウイルス拡散防止のために外出制限を考えている
が、地方政府はこれ以上の経済打撃を避けるため外出制限規制地域を限定すべきと地区別の設定を行っている。その結果、道路を
挟んで一方は外出規制、反対側は規制なしとのおかしな実態を生じている。国と地方政府とが対立しているのだが、それが続けば
コロナウイルスの犠牲者はさらに増える。
一日の感染者数が10,000 人を超えたスペインでは自治体をまたぐ移動制限、レストランなどの2週間休業を実施
現在ヨーロッパで感染が拡大しているコロナウイルスの変種の一つはスペイン起源のものとする調査研究がスイスの大学で明らかに
なった。2020年6月、アルゴン州農園で感染した外国人季節労働者に最初のクラスターが発生、移動規制緩和と観光客の到来に伴い
容易にヨーロッパ全域に感染が拡大、同じ変種がオランダ、フランス、イギリス、アイルランド、スイスで検出されている。
Spain in 2010 スペイン旅行記
フランス France
フランスでは外出禁止令が出された後も感染者数は増加し続けている
政府や市民の軽く考える油断がその背景にある
フランス出は3段階に規制を解除する。学校再開は9月に
(L) 緑の第一段階:農業、小売店 (M) 黄色の第二段階:工場などの生産活動、レストラン、旅行 (R) 赤の第三段階:ライブハイスや劇場、映画館など
フランスでは5月11日に外出制限を緩和、多くの商店の営業を認めた
電車内での消毒作業、車内で手のアルコール消毒、対面で座ることを回避
(L) 3月17日から続けてきた外出制限を5月11日に解除した (M) 自宅から100キロ以内なら許可証なしで移動できる (R) 対策をして店舗を再開
バスや地下鉄内でのマスク着用をカメラで監視
駅や電車内ではマスクの着用を義務化し、一人当たり2枚を無償配布
マスク不足解消のため製造に乗り出した工場が1,000万枚のマスク材料を抱えたまま困惑、アジアからのマスクが市場に戻って来たために (20.6.18)
(L) 自転車用のレーンを拡大設置 (R) レストランの規制は続行中、シェフは30%の飲食店が閉店すると危惧
コロナウイルス感染症対策の外出制限が一部緩和されると多数のフランス人喫煙者が激安のスペイン国境の町のタバコ店に殺到
店ではレジに透明な仕切りを設け客に手の消毒を求め、車の数をを最大400台に制限
ビーチを解放したが social distance を守るために空間は支柱とロープでしっかりと区切られている、タバコと電話は不可
水泳可の砂浜では砂浜に滞在することは出来ない
フランスのいくつかの自治体はsocial distance を守るという条件でビーチを再開したが、人々は守らなったため再び閉鎖した地域もある
海岸で営業していた店主は「店の存続がかかっているのに閉鎖されてしまった」と嘆く
(L) 外出制限の続くフランスでは ICUに入る人が減少し始めた (M) フランスで外出制限を延長し、気の緩みへの警鐘 (R) ICU入院者はやや減少
(L) 抗体検査は経済活動の司法となるのか (M) フランス全国7,000の施設のうち、45%が感染者。死亡者は7,600人を超える
(R)「私たちは戦争のさなかにある」とマクロン大統領
(L)フランスの社会を支えるための人々は感謝の気持ちで支えられている。最近はスーパーでマスク、フェイスシールドの使用が義務ずけられている
(R) フランスでは一部学校を再開、少人数に限定し衛生面での管理を徹底
(L) フランスの地図から小さなオレンジの部分を除いてすべて危険度の低い緑になった (R) 国内移動制限を撤廃
バカンス客の増加を期待
売れ残りワインで消毒用ジェル製造
外出制限を緩和したフランス、映画館も再開
フランス政府は6月2日からフランス国内の、自宅から100キロ圏内での外出制限を撤廃し、レストランでの営業を認めるなど
大幅な規制緩和に踏み切る方針を明らかにした。オレンジ色の部分のカフェ、レストラン、バーはテラス席でのみ許可される。
ホテル業者はバカンス予約が増え、外部から人が来てくれないことには活性化できないと言う。欧州内の外国人観光客は
国境管理を緩める6月15日まで待たねばならない。
コロナウィルスに感染し今も後遺症苦しんでいる。感染確認後は軽い症状だったが、2か月後も鋭い胸痛や咳に悩まされている
人がいる。大学病院で400人の症状の変化を調べたところ、18%の人が咳が持続、26%の人が息切れの症状を訴えている。
2/3が女性だが、女性ではウィルスを抑え込む免疫細胞の異常が男性よりも多いので、このような後遺症が起こりやすい。
コロナウィルス対策として飛沫が拡散しないように空気のジュ循環システムを設置
仕切りの設計はデザイナー、建築家に依頼
衛生上の安全性を確保したまま洗練された空間を用意
飲食店ができるだけ円滑に営業の再開期待
(L) 仏領コルシカ島ではコロナウィルス感染に対する不安感で客足は戻っていない
(R) フランスの飲食店の30%近く年内に休業か廃業に
ニースの海岸で催されたイベントで多くの若者が集合、踊りに興じた。あたかも新型ウイルスが最早存在しなくなったかのようだった。
イベントではソシアルディスタンスとマスクの着用が求められたが警備員でさえ着けていなかった。気の緩みのもたらした現象だが、
こうしたイベントが感染拡大を招かないだろうか。フランスでは感染者20万人、死者は3万人にのぼる。
ヨーロッパで感染者数が再び増加に転じた。感染源の一つはパリの公園で催された無許可のパーティだ。無論そこでは十分な感染対策
はなされていない。新たな感染者は2日連続、1,000人を超える。クラスター数は7月28日に135も認められている。
フランスで1日の感染者が初の1万人超え
フランス政府は9月12日、新型コロナウイルスの感染者が24時間で初めて、10, 560人に達したと発表した。感染者は自覚症状のない
若者が中心だと指摘し、「夏期に緩みがあった」として、バカンス期の移動が感染拡大につながったとの見方を示した。感染者はパリ
首都圏の他、南部マルセイユや西部ボルドーなどで増えている ( 2020.9.12 )
9月28日から15日間、バーは営業禁止、レストランは午後10時閉店が義務付けられた。今までは午前2時閉店であったが若者は落胆、
白けてしまうと述べる。今後、25%の飲食店が営業継続困難になると推定される。
レストランでは客席間隔を1メートル開け、6名以内、連絡手段記入、現金扱い中止、食事中以外の時間にはマスクの着用を義務化した。
パリなどの大都市の集中治療室は10月26日には満杯ななると予測されており最高の警戒レベルに達している。( 2020.10. 8 )
コロナウイルス感染はヨーロッパ全土に拡大している 移動制限、営業禁止の動きが進んでいる
フランスでは10月5日、27,000人に、仏首相は外出制限を再導入する可能性を示唆
パリ周辺の病院集中治療室のうち新型ウイルス患者が42%を超えている
病院看護師は疲弊し「燃え尽きた状態」 家庭内でも6人以上集まることは回避する
(L) 7月の感染率:7月には1.1%、10月には12% (R) 100,000人当たりの感染者数:7月には4.3人、10月には176人
仏大統領は8っの重点地域で21時から9時までの外出制限の内容の非常事態を宣言
テレビインタビューで、「このウイルスは誰にとっても危険かつ深刻な問題だ」とし、「対応が必要な段階になった」と言明
フランスのマクロン大統領は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、主要都市で21時から6時までの夜間外出禁止令を
発令、10月17日から少なくとも4週間実施する。私的な接触を避けるため家庭内でも6人以上集まらない、他の家族と会食しない
ようにする。感染者数は8月から間違いなく増加し、医療機関では70%から90%のベットがコロナ患者で病床が埋まり始めており
医療崩壊を回避するため務める。感染との診断後も入院するまでの時間がかかり過ぎており、10月にはいってからPCR陽性率が高く
なっていることも懸念材料である。パリなど10の地域で100,000人当たりの感染者数が250人を超えている。一方、夜間外出禁止して
いた地域で50人以下のところもある。飲食店などの倒産を避けるため追加の財政援助も準備しているが、そのリスクは少なくない。
フランスでのコロナウイルス感染状態は深刻だ。1日当たりの感染者数が7月には1,000人前後であったが、10月25日には52,000人を
超えて増加している。マクロン大統領は10月30日から4週間のロックダウンを決定した。経済への打撃は避けられない。
フランスの感染者数は700,000人、30,000人以上が入院、そのうち4,000以上がICUで集中治療を受けている。長期間のコロナウイルス
との戦いで57%の看護師が過度の疲労を訴え、燃え尽きた状態だという。それ故、転職希望者が3人に1人いるとの調査結果である。
(L)フランス地下鉄 (M) マクロン大統領コロナ感染 2020.12.17 (R)ドイツ・メルケル首相
France in 2011 フランス旅行記
イタリア Italy
(L) イタリア国内の一日当たりの感染者数は減少に転じている (M) 集中治療室は5,000床より9,000床に増加している
(R) 今、規制を緩めれば再び感染が拡大しかねない
イタリア・ミラノ市は、見本市に使われる会場を200床以上の病床と24時間の治療体制を整えた集中治療棟に改装した。
(L) 人口の10%にまだ感染リスクが (M) マスクの安定確保の保証はない (R) 政府は操業再開への指針を出していない
(L) 倒産リスクを抱える機械メーカー (R) 商店、レストランなどの営業制限を段階的に解除
イタリア支援に乗り出すロシア
「ロシアより愛をこめて」と名付けたロシアの素早い援助がイタリア北部で展開された。ロシア軍所属の感染症の
専門家、医師など100人ほどのチームで、放射線やウィルスに汚染されている環境でも軍事作戦を遂行する
(L) イタリアでは新たな感染者が減少 (R) 外出制限はさらに5月3日まで延長
マフィア組織活動が活発化 Mafia
(L) マフィアが高金利で融資、借金漬けに (M) メキシコでは一日100件を超える殺人件数 (R) マフィアは存在感を高めようとする組織的な動き
(L) 麻薬常習者はお金がないため麻薬カルテルの間で客の奪い合い (R) 起業支援の遅れがマフィアの活動の場を
(L) 違法行為で 91人を逮捕 (M) 差し押さえ資産17置く円余 (R) 2008年当時の利益は1兆70004億円相当との分析も
債務者に「これだけしかないのか」「3月分はゼロだった」「50ユーロ札で全部換金してきました」
5月12日にコロナウィルスによる規制によりイタリアの経済が厳しさを増す中、シシリア島に拠点をおく
マフィア団員91人を違法な資金運用や資金洗浄の疑いで逮捕した。差し押さえた資産は17億円余りであった。
マフィアは潤沢な資金を基に違法融資を行っていたと見られる。カネを取り立てるマフィアの生々しい
映像も公開された。2008年の金融危機の時には年利500%もの高利をむさぼり苦境に陥れた企業に漬け込み
年間1兆7000億円を得ていたとの分析もある。
イタリア Italy
(L) イタリア国内の一日当たりの感染者数は減少に転じている (M) 集中治療室は5,000床より9,000床に増加している
(R) 今、規制を緩めれば再び感染が拡大しかねない
イタリア・ミラノ市は、見本市に使われる会場を200床以上の病床と24時間の治療体制を整えた集中治療棟に改装した。
(L) 人口の10%にまだ感染リスクが (M) マスクの安定確保の保証はない (R) 政府は操業再開への指針を出していない
(L) 倒産リスクを抱える機械メーカー (R) 商店、レストランなどの営業制限を段階的に解除
マスクを着けて外出するイタリアの若者
イタリアではコロナウイルス感染の第2波は小さく抑えられている。検査は大規模に行われているのに、陽性者はフランスの3分の1、
ICUのベットも空いている。イタリア人はマスクをつけ社会的距離を保っている。高齢者と同じく、若者はウイルスを恐れている。
第1波では5万人のイタリア人が死亡した。そのつらい想いが心に残っている。レストランでは万一に備え、電話番号を記入させている。
午後6時から午前6時までのマスク着用が義務化され、マスクを着けずに集まっている人には400ユーロ(5万円弱)の罰金が科せられる。
周辺国の住人は72時間以内のPCR検査か、イタリアでの検査が必修である。
Italy in 2006 イタリア旅行記
ドイツで Germany
4月21日発表のデータではドイツでの感染者数に対する死者数は際立って少ない
ドイツが医療崩壊を免れた理由
(L) メルケル首相の危機管理の手腕と冷静さ、科学的根拠に基づいて判断する姿勢が国民の信頼を集めている
(R) ドイツでは9月から始まるミュンヘンのオクトーバー開催を断念(コロナウィルスの感染拡大が一見終息しても第二波の到来を警戒してか)
(L) ドイツでは公共交通機関(電車、バス)、商店内でのマスク着用を5月27日より義務化、罰金は各州が設定する(10ユーロから150ユーロ)
(R) マスク着用義務化に伴い無料で一人5枚のマスクを配布
(L) ドイツの他、イタリア、ベルギーでも交通機関でのマスクの着用が義務化された (M)(R) ドイツ地下鉄ホームでマスクの自動販売
(L) メルケル首相は「実効再生産数,Rt」なる専門用語を使用することなく、すべての国民に分かりやすいい言葉で医療システム維持の限界を説明した
(R) 教会、動物園の再開を許可した
こうしたメルケル首相の姿勢に国民の83%が評価している
・・国民に馬鹿にされている安倍首相と閣僚たちとは対照的な結果である
新規感染者数は毎日減少、メルケル首相は「感染拡大のスピードを遅らせるという目標を達成した」と述べた
メルケル首相はウイルスとの戦いは長期戦になると自覚する必要がある、医療崩壊の危機から守ることが出来た」と言明
全営業を認可
(L) 1週間で10万人あたり50人超えた自治体は「非常ブレーキ」をかける
(M) RT 値が 1.0 を大幅に低下した5月6日にレストラン、ホテルを含め全商店の規制を解除したら 5月10日にRt=1.13 となり、新規感染者数が667人になった
(R) 地域ごとに非常ブレーキをかける
(L) 地域ごとの判断が重要 (R) 一部の州でプール利用を許可、social distanceを守り、利用者数を制限 (コロナウィルスは塩素で死滅)
EU域内での移動制限を緩和し国外への旅行も可能に
ドイツ西部の食肉処理工場で従業員1,500人以上が集団感染、地域全体をロックダウン
コロナウイルスはエアロゾル粒子と同じような動きをしていると推定されている。感染者が息を吸うと、その中にウイルスも
一緒に漂う。空気の循環のない閉鎖空間では人が去った後でもエアロゾルによってウイルスが十分な量を持っていれば、
感染する可能性がある。また極めて小さい粒子は屋内の循環システムの空気に入り込み拡散することもある。広い空間で換気が
十分になされていれば危険性は低いが、小さなオフィスに感染者と一緒にいるだけで危険性は高まる。二酸化炭素値の高い
場合は呼気が沢山放出されていることを意味する。感染者がいれば当然、そこにはリスクがある。リスクを避けるためには
新鮮な空気を取り入れるか、その空間に滞在する時間を最小限とする。こまめに窓を大きく開放することによって、こうした
危険性を回避する。
ベルリンなどの大都市で新規感染者数が4,000人以上と急増している。研究所の調査によれば、平均年齢層は4月は52才、8月は32才、
そして現在は38才と推移し、20代の無症状者を中心に感染を広げていた状況が変化してきている。感染者は全国的に拡大し、
感染の経路をたどれなくなる可能性を警告している。旅行者はコロナウイルス陰性証明書を持っていない人の宿泊は出来ない。
専門家は感染者が大幅に増えると高齢の重症者が増加する危険があると警告している。( 2020.10 09 )
ヨーロッパでコロナウイルス感染の拡大が続いている。ドイツも例外でなく、新規感染者は10月13日には4,310人と前日よりも
280人増加している。死亡者は13人から43人に増加した。今まで、100.000人当たりの感染者数が50人に達した時に制限措置をとる
としていたが、これを100,000に当たりは35人に達した時に制限強化する。メルケル首相は各州首相を集めて対策を協議、マスク
着用の義務化と、23:00時飲食店閉店なども求めようとしている。( 2020.10.14 )
ヨーロッパでコロナウイルス感染の増加はドイツの医療システムにも影を落としている。1日の感染者が10,000人を超えている状況が
続き、メルケル首相は医療体制が窮地に陥れられる状況を避けるため、11月2日から1か月間、全国の飲食店や劇場の閉鎖を発表した。
12月9日、1日の感染者数は約20,000人、死者は最多の590人に。こうした感染拡大をうけて、ふだんは極めて冷静にふるまうドイツの
メルケル首相は「再び感染が急拡大しないように出来ることすべてをしなければ将来の国民はどう思うだろうか」「このままでは祖父母
と過ごす最後のクリスマスになりかねない」とドイツ国民に対し感情を高ぶらせながら事態の深刻さを訴えた。
メルケル首相メッセージ 2020.3.19
German in 2011 ドイツ旅行記
EU 移動制限の段階的緩和
GDPの30%を観光業に依存するギリシャでは外出制限の緩和に期待、渡航72時間前のウイルス検査を義務化
新型コロナウイルスの感染拡大で、欧州連合(EU)の欧州委員会は5月13日、事実上停止していた加盟国間の移動の再開に
向けた戦略を公表した。EU域内での感染者数の推移が落ち着いたことから、加盟国に徐々に制限を解除するよう提案した。
夏のバカンスの時期を前に観光を一部解禁し、経済への影響を抑える狙いがある。
オーストリア Austria
一日の新規感染者数
3月16日から厳しい外出制限を設け、飲食店の営業、大聖堂、オペラハウスなどの入場禁止を打ち出していたオーストリアの
感染者は 14,000人を超えたが、1日、1,300人のピークを付けた後減少を続けたため、外出制限をを緩和した。ホテル、
レストランは5月中旬から再開する。店舗内、公共交通機関でのマスクの着用が義務化された。しかし、再び悪い方向に
転ずれば規制強化に踏み切る必要があるとしている。
4月初めからICUの利用率が30%以下となり医療崩壊のリスクは低く抑えられている。規制緩和を2週間間隔で4段階に分ける。
第一段階はホームセンターや小規模店舗を開ける。再開後にCRP検査では陽性者は333人に一人であったので、第二段階に
移りすべての小売店や理容店で、人数制限があるものの解禁した。政府は一歩一歩進むことが重要であり、もしも感染拡大の
兆しのある時は再び制限を強化すると言明している。
オーストリアは段階的緩和計画を公表
6月1日からすべての商店の営業を再開
7週間ぶりの営業再開だが警戒を怠ることなく推移を観察
(L) ウイーン市内を走る観光馬車 (R) ドイツとオーストリアの両国が国境開放の合意が出来たことは喜ばしい
ホテル経営者は少しずつ正常化していけば業者も生き残れるでしょう
マスク着用の義務化とファッション化
交通機関や店舗内でのマスク着用義務化
アスクもファッションに
目の色、帽子、服装に合うマスクを製作
マスク文化はビジネス
Austria in 2011 オーストリア旅行記
スエーデン Sweden
世界がコロナウィルス対策として外出を規制するなか、スエーデンのストックホルムは外出制限で静まりかえった
世界とは対照的で、お花見、外食は通常どり、学校も休ませず独自の路線を歩んでいる。確かに感染爆発は起きて
いないが感染者数は約14,000人を超え、死者は1,580人で、移民、高齢者に感染例が多い。一方、ノルウェーでは、
7,100人以上が感染、181人が死亡。フィンランドでは、3,800人以上が感染、94人が死亡している。スウェーデンの
死亡者数は、他の北欧諸国の10倍近い。スウェーデンのこうした対応はヨーロッパの他の国々とは一線を画すもので、
感染者数はまだ減っていない。国民は握手をしない、手洗いを励行する、高齢者にはうつさないように注意するなど
の配慮している。しかし、デンマークやノルウェーが抑え込みに成功しているなか、このスエーデン方式が効果ある
かどうか、世論は疑心暗鬼である。ウブサラ大学教授は「パンデミックという異常事態には通常ではない対応が必要」
「要請するだけでなく、厳しく命令せねばならない」と述べている。
感染者数は減少気味だがスデーデン方式の効果については世論は疑心暗鬼
感染者数 スエーデンで35,000人を超える
死亡者数 スエーデンで4,200人を超える
死者の90%は70才以上の高齢者
2020.5.28 現在
スウェーデン政府で新型コロナウイルス対策を担う疫学者のアンデシュ・テグネル氏は6月3日「我々がやってきたことは
明らかに改善の余地がある」と述べた。同国はロックダウン(都市封鎖)をせず、多くの人が感染して「集団免疫」を
獲得することを目指す独自路線を取ったが、死者数が増えて批判が強まっていた。英国など厳しい外出規制をした国とは
対照的にスウェーデンは店舗などの営業を続け、学校も閉鎖しなかった。国民個人に自主的なソーシャル・ディスタンス
確保や衛生対応を求めたものの、対策責任者のテグネル氏はより厳しい対策を取るべきだったと認めた。スウェーデン
の新型コロナの死者数は約4500人で、北欧では突出して多い。隣国のノルウェーやデンマークなどが互いに入国制限を
解除する中、スウェーデンだけは対象から除外。100万人あたりの死者数でみると、スウェーデンは約440人。ロックダウン
政策をとった英国(約590人)やイタリアなどよりも少ない。スウェーデン政府に助言する疫学者のヨハン・ギーゼケ氏は
「ロックダウンに効果があるという証拠はない」と語る。経済への影響も含め、長期的な視点で検証する必要があると
指摘している。参考 日経新聞WEB 2010.6.4
(L) 多くの人で賑わう店も (M) 国内感染者は5万人をこえた (R) スエーデンの死者はノルウェーの10倍以上
(L) 病院への入院を断られた82歳の父は感染国人2週間後に死亡 (R) 患者を診察しないで生きるか死ぬかを決めることはとんでもないこと
スエーデンコロナウィルス感染対策が再び問われている。感染者は50,000人を超え、人口10万人当たりの死者は478人と、
デンマークの102人、ノルウェーの44人と比べ非常に多い。半数は高齢者施設での死亡であるが、背景には施設で働く
スタッフに汚染を防ぐための防護服の不足や、予防のための十分な知識の欠如があげられている。病院では介護の必要な
高齢者の入院を拒否するなど、年齢で選別したのではないかとの批判も上がってきている。
厳しい制限措置をとらなかったスエーデンでも深刻な影響が浮き彫りとなっている。中央銀行はGDPが前年度比、10%近く
減少すると予測している。EU域内からの入港制限はないもの、外国人観光客は激減、その悪影響はレストランで90%減、
スエーデングッズを売る小売店などを含め、サービス業で広がっている。
Sweden in 2008 スエーデン旅行記
How one man spread coronavirus to NINE other people on his bus in China: Scientists find the deadly virus can travel
four times the 'safe' distance and linger in the air for over 30 minutes in confined places.
9月4日付けの「Furance 2」は中国の研究者の成果を次のように報道している。信者の集会のため、チャーターした68人の乗客を
乗せた2台のバスに乗車した時に、一人の無症状女性感染者がどのように30分間のうちに感染を広げたかを調査報告している。
感染されたのは周りに座っていた6人だけではなくその後に検査がプラスになった24人にも及んでいる。最初の感染者は咳をして
いないし、ただ隣人と話をしただけであった。席を立って移動した乗客はいない。バスの空調は密閉式であったため細かなウイルス
飛沫がその空間全体に広がった可能性がある。研究はまだマスクが十分普及していない2020年1月に行われた。
Picture source: Mail on Line, March 10, 2020(最初の感染者の位置がテレビ放送のものとは異なっている)
Description in English
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War against coronavirus in EU countries
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This information was provided by the Smokefree Hotel and Travel.
The article was written in March 2020 and last revised in December 2020, by Junhaku Miyamoto, M.D., Ph.D.
コロナウィルスとの戦い
元の画面に戻るためには、ブラウザ左上の(戻る) をクリックのこと
筆者:Junhaku Miyamoto, M.D.,PhD.
画像引用元:NHKニュース、日本経済新聞、朝日新聞ニュース、テレビ朝日モーニングショウ、テレビ朝日報道ステーション、BBC, ABC、CNNなど
日本経済新聞、朝日新聞ニュース、テレビ朝日モーニングショウ、テレビ朝日報道ステーション、BBC, ABC、NHKニュース、東京都の報道内容を基に、
画像、記事を編集記述している
世界全般 世界経済 英国 EU諸国 ロシア 米国 ニュージランド ブラジル
アジア諸国 台湾 中国 日本 パート 1 日本 パート 2 日本 パート 3 日本 パート 4 日本 パート 5
日本 パート 6 マスク着用賛否、有用性、拒否反応
Comment in English by News Media War against coronavirus World War against coronavirus UK War against coronavirus EU
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War against coronavirus Japan Part 6
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